業務委託で音楽講師になりたいあなた!この記事を読んでからにしてください!【リスクとメリットを解説】

気をつけて!業務委託の音楽講師

音楽をある程度やっている人ならこういうことを考えるかもしれません。

音楽講師を副業にして稼ぎたい!

もしくは既に業務委託の音楽講師の求人に応募して、こんなことを考えている人もいるかも

あまりにもすんなり内定をもらって逆に不安…

そんな皆さんの疑問に実際に音楽講師の求人に応募して内定をもらった私がお答えします

ちなみに私は内定を辞退しました

なぜ辞退したのかも記事中で説明しますね。

ぼーろ

この記事が皆さんの決断の助けになれば幸いです!

目次

音楽講師を業務委託でやるメリット

ウクレレを習う子供

音楽講師をするということは、音楽で稼ぐことなのでメリットはあります!

どんなメリットがあるか解説していきますね。

音楽でお金を稼げること

やはりこれに尽きると思います!

音楽をある程度やってきたミュージシャンにとっては音楽で稼ぐということは1つの到達点であり憧れでもあると思います。

一度音楽で稼いだ実績が作れれば、横展開して講師業以外でも稼ぐ道も見出せるかもしれません。

その意味で音楽講師は「音楽で稼ぐ第一歩」になります。

ぼーろ

人気講師になって生徒がたくさん付けば、それだけで食べていけるお金を稼げるかもしれません!

手っ取り早く音楽講師の実績が積める

個人で音楽教室を立ち上げようと思ったらいろいろと大変です…

  • 教室の場所確保
  • 集客に注力する
  • 教室用ホームページの作成
  • 教室を維持するための資金(ランニングコスト)

最低でもこれくらいは自分で用意する必要があります。

ぼーろ

しかも、生徒さんは実績のある教室に通いたいと考えるので、特に集客についてはかなり大変になるかと…

その点、業務委託であれば、既に大きな教室の一講師になるため集客面で安心です!

スタジオも教室が丸々一棟確保してある場合が多く、もちろんホームページも個人で作る必要はないです。

このように、音楽講師を始めるにあたって良い環境が整っているため、手っ取り早く実績を積むことができます。

やりがいがある

自分がこれまでに身につけた技術を生徒に教え、生徒が弾けるようになった姿を見ると、やはりやりがいを感じることでしょう。

私も本業で講師業をしていたのでわかるのですが、人に何かを教えることはすごくやりがいのあることです。

ぼーろ

自分が教えたことを生徒が吸収していくのは、やりがいを感じますね!

音楽に対するモチベーションが上がる

やはり人に教えるのですから、適当なことを教える訳にはいかないですよね。

今まで趣味でやってきたことを仕事にする。

仕事にすることで強制力が生まれ、自然とモチベーションも上がってくるはずです。

ぼーろ

生徒さんだけでなく、講師業を通して自分の技術も向上するはず!

音楽講師を業務委託でやるデメリット

退屈そうにする子供

メリットがあればデメリットもあります。

冒頭でお伝えしたとおり、私は業務委託の内定を辞退しました。

その理由も含めてデメリットを解説していきます。

音楽講師としての責任が生まれる

趣味とは違って仕事にする訳ですから、当然きっちりやらないといけません。

例えば、急に授業を休んだり、適当な指導をしていると生徒さんからクレームが入りますし、場合によってはペナルティーを科せられることもあります。

ぼーろ

音楽講師になったからには責任感を持って、決められた仕事を遂行することが大切です。

急に辞められない

音楽講師を始めてしばらくすると担当生徒を受け持つことになります。

すると、講師を辞めたいと思ったときに簡単に辞めさせてもらえません。

もちろん本業の都合で講師を続けられなくなった場合も同様です。

辞める代わりに教室から高額な賠償金を請求される恐れもあります。

ぼーろ

後ほど詳しくお伝えしますが、私はこのリスクが怖くて内定を辞退しました…

これらのリスクを踏まえて現実的に講師が続けられるかよく考えたうえで内定を承諾しなければいけません。

時給制ではない

業務委託は時給制ではなく、授業のコマあたりで報酬を支払うことが多いです。

なので会社都合で報酬が発生しないにも関わらず拘束される場合があります。

例えば、会社が主催する勉強会などです。

報酬は発生しないが出席は必須!

といったイベントが生じる可能性があるので、割に合わないと感じることもあるかもしれません。

生徒の勧誘をしなければならない

音楽講師といってもビジネスです。業務委託の講師の役割の一つに

新しい生徒の勧誘

があります。

体験レッスンに来た生徒候補さんに教室の紹介をして会員になってもらえるよう営業をかけます。

これは本来の音楽講師とは異なる仕事になるので、純粋に音楽講師だけをやりたい方は抵抗を感じるかもしれません。

契約不履行で賠償金が発送する

前述したように、講師が教室から賠償金を請求される場合があります。

例えば、

  • 急に音楽講師を辞めたい
  • 本業の都合や家の用事でレッスンに遅刻する
  • 体調不良でレッスンができない

など、生徒さんに不利益を与えるようなことをしてしまった場合、音楽教室によっては講師にペナルティを科すところもあります。

どんなペナルティがあるかというと、

  • できなかったレッスンを別日に振り替えて無料で行う
  • 実施できなかったレッスン分の料金を生徒の代わりに教室に支払う
  • 講師を辞める場合、他の講師への引き継ぎに要する手数料や本来の契約期間までに得られるはずだったレッスン料を教室に支払う

などなど、、、

音楽教室によってペナルティの有無や内容は異なりますが、

下手をすれば稼いだお金よりも賠償金の方が大きくなる可能性も…

ぼーろ

私は本業の兼ね合いもあって、音楽講師を責任もってできる自信がなかったので内定を辞退しました…

業務委託の音楽講師はこんな人にオススメ

ピアノを弾く子供

とはいえ、きちんとスケジュールを確保して音楽教室の規約を守ることができれば、問題なく就業できるはずです!

以上を踏まえて、このような人には業務委託の音楽講師がオススメです!

  • 生徒に教えることが好きな人
  • 時間的な余裕があり、スケジュール通りレッスンができる人
  • 営業も含めて音楽講師の仕事と思える人
ぼーろ

上記に該当して、音楽講師をやってみたいと思える方は是非挑戦してみてほしいです!

業務委託の音楽講師になるまでの流れ

ここからは音楽講師になるまでの具体的な流れを解説していきます。

求人に応募する

音楽講師の求人広告はインディードやエンゲージなどの転職サイトに掲載されています

そちらから応募をしましょう。

音楽教室によってはホームページに応募フォームが設置されている場合もあるので、働きたい音楽教室があればチェックしてみましょう。

応募書類などを提出する

履歴書などを提出します。教室によっては演奏している様子の動画や音源の提出を求められる場合もあります。

ぼーろ

YoutubeやSound Cloudにアップしているものがあれば、それを提出すると楽ですね!

一次試験を受ける

教室によって様々な試験方法がありますが、面接と音源や動画の確認などを行います。

教室によっては、課題曲が出されて演奏を求められる試験もあります。

ぼーろ

労働条件の説明がある場合もあります。

二次試験を受ける

これも教室によって様々ですが、教室の試験管を相手にデモレッスンをする場合もあります。

教室毎に特徴的な試験を実施されます。

新人研修と契約

内定が出れば講師としての研修に参加し、業務委託契約書にサインします。

ぼーろ

これで晴れて音楽講師として稼働できるようになります!

契約をする前の注意点

契約書

やった!内定をもらえたぞ!

内定をもらうと嬉しくてすぐに契約したくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください!

ここでよく考えずに契約書にサインすると後で困ったことになります。

契約書をよく読む

教室によっては初出勤時に業務委託契約書にサインを求めるところもあります。

こちらから何も言わなければ当日まで契約書を見せてこないパターンもあります。

そんな時は、

初出社前に契約書の内容を確認させてほしいです!

とお願いしてみましょう。

そこで渋ってくる教室は怪しいと思わなければいけません。

事前に契約書をもらえた場合は隅から隅まで目を通しましょう。

  • 業務委託契約は何年更新か?
  • 契約期間中に辞めた場合の違約金は?
  • ペナルティ規定はないか?
  • 給与形態はどうなっているか?
  • 研修時の給料は出るか?

など、隅々まで確認する必要があります。

本当に継続できるか考える

例え違約金などの規定があったとしても、違反しなければ問題ありません。

ただ、業務委託契約は数年単位で更新するものが多いため、

本当に向こう数年は継続できるか…

ここはしっかり考えて契約を締結するようにしましょう。

他に音楽講師になる方法を考える

ひらめき

ここまで聞いて、

音楽講師は辞めとこうかな

と思われた方!諦めるのはまだ早いです!他にも音楽講師になる方法はあります。

ぼーろ

実際に私が実践した方法も交えて説明します!

本業の業務に音楽教室を取り入れてみる

これは実際に私が試した方法です。

小売店など物を売る仕事を本業にしている方は、商品の一つとして「音楽教室」をやってみることを提案します。

私は小売店の店長をしていたのですが、どうしても音楽教室をやってみたかったので社長に次のような提案をしました。

ぼーろ

・商品の一つとして音楽教室をやりたい
・生徒が付けば固定客となり、店の宣伝にもなる
・店員が講師になるため、費用がかからない

すると社長は

じゃあやってみる?

と許可してくれて、音楽教室を開校することができました。

このように、音楽教室をやるメリットを強調しつつ、ダメ元でも上司に頼んでみると案外通ったりします。

ぼーろ

ノーリスクで出来ることなので、ぜひ試してみてください!

自分が習っている先生に相談する

もしあなたが教室に通っていたら、先生に音楽講師になる方法を聞いてみるのもいいかもしれません。

同じ地域での開業となると嫌がられるかもしれませんが、真剣に考えていることを伝えると力になってくれるかもしれません。

自力で教室を作る

業務委託でいろいろ縛られるのならば、自分で開業した方が気楽で良いかもしれません。

開業のためにはいろいろと準備が必要にはなりますが、ゆっくり無理せずにやるならば業務委託よりもやりやすいでしょう。

まとめ

夕日とギタリスト

いかがでしたでしょうか?

まとめると業務委託の音楽講師には以下のメリット、デメリットがあります。

音楽で稼ぐことができる

手っ取り早く音楽講師の実績が積める

やりがいがある

音楽に対するモチベーションが上がる

音楽講師としての責任が生まれる

急に辞められない

時給制ではない

生徒の勧誘をしなければならない

契約不履行で賠償金が発送する

業務委託の音楽講師は簡単になれる分、縛りもあります。

メリットとデメリットを天秤にかけて、よく考えて後悔のない選択をしましょう。

ぼーろ

ありがとうございました!

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この記事を書いた人

高校1年時にギターに挑戦するもFが弾けず1ヶ月で挫折。
高校2年時に好きな子に「俺ギター弾けるよ」と嘘をついてしまい、後に引けなくなり再度ギターに挑戦。
以降15年以上に渡り、ギターを弾き続けている。
京都にてギタリストの岡本博文氏に師事し、ジャズギターを習得する。
現在はギター初心者に向けたノウハウを発信しながら、ジャズセッションに参加するなどしてギターライフを謳歌している。

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